掘り出し物を探そう!~国内株式【情報通信業編】~

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情報通信 情報・通信業

こんにちは、praconです。

今回は、情報通信業に絞って、銘柄を見ていこうと思います。

関連株への投資を検討中の方は、参考にしてみてください。

検討に使用するデータ

本検討の元とするデータは、SMBC日興証券のスクリーニングデータを引用しています。

これらのデータを視覚化しつつ、今後の投資対象の検討を行います。

検討対象

検討の対象とするのは、東証のプライム/スタンダード/グロース市場に上場する情報通信業の全銘柄(計565銘柄)としました。

今回もいくつかの株式指標に対する各銘柄の特徴を整理しようと思います。

時価総額・自己資本比率・経常利益率 TOP10

まずは時価総額ですが、上からNTT(9432)、持ち株会社の方のソフトバンクG(9984)、KDDI(9433)と、誰もが知る通信大手企業が並びます。

経常利益率では、TOP10はいずれも40%超と、高い水準の企業が並びます。特に独立系SIのオービック(4684)と、ホテルの予約管理システム販売などを手掛ける手間いらず(2477)は60%を超えています。

配当利回り・1株配当・配当性向 TOP10

続いて配当関連ですが、通信事業を行う方のソフトバンク(9434)が、5.6%でTOPでした。

銘柄検討 ~掘り出し物はあるのか~

最後に複数の指標を組み合わせて考察していきます。

次の図は時価総額が大きい10銘柄をピックアップし、経常利益率と自己資本比率を軸に置いています。

この図から読み取れることとして、右上に位置するほど、健全な経営であると推測できます。

特に右上に位置するのは経常利益率でTOPだったオービック(4684)です。他を大きく引き離していますね。かぶたんで業績を見てみると、2023年は増収増益で過去最高を予想しています。一方PERとPBRは割高水準です。このまま業績が伸び続けることに期待したいですね。

https://kabutan.jp/stock/finance?code=4684

つづいて下の図は、時価総額が大きい10銘柄をピックアップし、配当利回りと配当性向を軸としています(今回配当性向100%を超える銘柄は外しています)。

この図では、右下に位置するほど、余力を残しながらも配当還元を行っている、と考えます。

特に右下に位置する銘柄はありませんが、NTT(9432)やKDDI(9433)が比較的、配当利回りと配当性向のバランスが良いように見えます。

最後に下の図は、配当利回りが大きい10銘柄をピックアップし、配当利回りと配当性向を軸としたものです。バブルチャートの大きさは予想経常利益率としました(収益性と還元性を同時評価するために並べてみました。)。この図でも右下に位置する銘柄に着目します。

特に右下に位置する銘柄はありませんが、比較的配当性向を抑えつつ利益率高いアルテリア(4423)を取り上げてみます。当社は法人やマンション向けのネットワークサービスを展開しています。

業績の方は、2023年は微増ですが増収増益を予想しています。PBRは割高水準にあります。配当はEPSに連動させているように見えますね。継続的な成長に期待したいです。

https://kabutan.jp/stock/finance?code=4423

終わりに

今回は情報通信業に着目しました。携帯キャリアなどで有名な企業が多い一方で、非常に業績が優秀な企業も発見することができました。

これらデータをもとに個別に検討していきたいと思います。

ありがとうございました。

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