こんにちは、praconです。
今回は、その他製品銘柄に絞って見ていこうと思います。
関連株への投資を検討中の方は、参考にしてみてください。
検討に使用するデータ
本検討の元とするデータは、SMBC日興証券のスクリーニングデータを引用しています。
これらのデータを視覚化しつつ、今後の投資対象の検討を行います。
検討対象
検討の対象とするのは、東証のプライム/スタンダード/グロース市場に上場するその他製品業の全銘柄(計108銘柄)としました。
今回もいくつかの株式指標に対する各銘柄の特徴を整理しようと思います。
時価総額・自己資本比率・経常利益率 TOP10
配当利回り・1株配当・配当性向 TOP10
銘柄検討 ~掘り出し物はあるのか~
最後に複数の指標を組み合わせて考察していきます。
次の図は時価総額が大きい10銘柄をピックアップし、経常利益率と自己資本比率を軸に置いています。
この図から読み取れることとして、右上に位置するほど、健全な経営であると推測できます。
特に右上に位置するのは、ゲーム機メーカーの任天堂です。2022年10月に、1:10の株式分割を行っています。業績としては、2023年は減収減益予想となっています。同時にPERとPBRともに割高気味の水準ですので、しばらくは様子見したいと思います。
つづいて下の図は、時価総額が大きい10銘柄をピックアップし、配当利回りと配当性向を軸としています(今回配当性向100%を超える銘柄は外しています)。
この図では、右下に位置するほど、余力を残しながらも配当還元を行っている、と考えます。
特別に右下に位置する銘柄はありませんね。
最後に下の図は、配当利回りが大きい10銘柄をピックアップし、配当利回りと配当性向を軸としたものですが、EPS非開示の企業が多く、4銘柄のみとなりました。バブルチャートの大きさは予想経常利益率としました(収益性と還元性を同時評価するために並べてみました。)。EPSこの図でも右下に位置する銘柄に着目します。
特に右下に位置するのは住宅建材大手のノダ(7879)です。かぶたんで業績を見てみましょう。
2023年は減収減益を予想しています。利益は40%近くの減益です。。配当は維持する予想ではありますが、今後維持できるかどうかは不安が残ります。
終わりに
今回は、その他製品、という内心”?”な銘柄を見てみましたが、任天堂がこのカテゴリーであることを初めて知りました。
ほかの業種と違い、銘柄ごとに取り巻く環境が異なるため、しっかりと銘柄を個別で分析していきたいと思います。
ありがとうございました。
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